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【LEVEL UP STAGE2026ファイナリスト紹介 vol.03】小木 將綱(おぎ まさつな)氏

執筆者の写真: - info AGORA
- info AGORA
11 分前
読了時間: 4分

事業支援型ビジネスコンテストLEVEL UP STAGE2026は、188名のエントリーから約半年間の選考を経て、いよいよ11月10日(火)に最終選考会が開催されます。

書類審査・プレゼンテーション審査を通過し、8名に選出されたファイナリストをブログにて紹介していきます。


どんなビジネスプランなのか?想い・見どころなど…、ぜひ最後までご覧ください☺️

また、最終選考会の様子は、後日HPにてアーカイブ配信をご覧いただけます!



UPCYCLE Technologies 株式会社


|ファイナリスト紹介 vol.03小木 將綱(おぎ まさつな)氏


■所属・役職を教えてください

UPCYCLE Technologies 株式会社 代表取締役CEO  


■ビジネスプラン名を教えてください

食品廃棄物を価値ある資源に変える、循環型インフラの構築


■見どころを教えてください

当社が開発する「触媒式低温炭化装置」は、企業から排出される食品廃棄物を現場で資源化し、バイオマス燃料や肥料、飼料、栄養塩などへの再活用を可能にします。これまで輸入に依存してきた資源を国内の廃棄物から生み出すことで、新たな「資源循環インフラ」の構築を目指します。企業の経済的価値と環境価値を高めながら、国内資源の有効活用と資源自給力の向上に貢献します。


UPCYCLE Technologies 株式会社











■ビジネスアイディアを思いついたきっかけを教えてください

当社が環境事業に参入したきっかけは、ベトナムで立ち上げた、コーヒーかすを原料とするバイオプラスチック事業でした。本来廃棄されるものに新たな価値を生み出す取り組みを通じて、廃棄物が持つ資源としての可能性に着目するようになりました。

その後、さまざまな有機性廃棄物を炭化することで、原料ごとの性質の違いを抑え、生成物の品質を安定させられることに気付きました。さらに、生成された炭を燃料や肥料などとして再利用できる可能性に着目し、事業の方向性をバイオ炭の資源化へと転換していきました。

一方、廃棄物を効率的に資源化するためには、回収・運搬に伴うコストや環境負荷を抑え、廃棄物が発生する現場で直接処理できる仕組みが重要だと考えました。そこで、現場での炭化を可能にする技術を模索する中で、現在の低温炭化技術の基礎となる学術論文に出会いました。

この研究成果を出発点に、独自の研究開発と技術改良を重ね、現在の「触媒式低温炭化技術」へと発展させてきました。今後は、この技術を通じて、廃棄物を発生現場で価値ある資源へと変える、新たな資源循環インフラの社会実装を目指しています。



■ビジネスアイデアについて悩んでいる・行き詰っていることを教えてください

現在、触媒式低温炭化技術の開発と実証を進める中で、最大の課題は、技術を持続可能なビジネスとして社会実装するための仕組みづくりです。

食品廃棄物は排出企業ごとに種類や性状、排出量が異なるため、それぞれの現場に適した運用方法や収益モデルの確立が必要です。また、生成したバイオ炭を燃料や肥料などとして安定的に流通させるには、品質の標準化に加え、継続的な需要の確保や販売先との連携が欠かせません。

当社は装置の長期レンタルと生成物の買取・販売を組み合わせることで、排出企業の廃棄物処理コスト削減と資源の有効活用を両立するビジネスモデルを目指しています。

しかし、この仕組みを全国へ展開するためには、導入企業と資源の利用企業を効率的につなぐネットワークの構築や、事業拡大に必要な資金・パートナーの確保が課題です。

技術の普及だけでなく、資源循環そのものが経済的に成立し、継続的に成長できる事業モデルをいかに確立するかが、現在取り組んでいる最大のテーマです。



■意気込みをお願いします!

私たちが目指しているのは、単なる廃棄物処理技術の普及ではありません。

これまでコストをかけて捨てられてきた廃棄物を、社会に必要な資源へと変え、新たな経済価値を生み出す「資源循環インフラ」の構築です。


日本には、まだ十分に活用されていない膨大な資源が存在しています。一方で、エネルギーや肥料など多くの資源を海外からの輸入に依存しており、この構造を変えることができれば、企業のコスト削減や収益機会の創出だけでなく、地域経済の活性化や日本の資源自給力向上にもつながると考えています。


私たちは、この大きな社会課題を、環境への貢献だけでなく、経済合理性を備えた持続可能なビジネスとして解決したいと考えています。


技術開発から実証、事業化へと着実に歩みを進めてきましたが、本当の挑戦はこれからです。企業や自治体、さまざまなパートナーとの共創を通じて、廃棄物が資源として循環する仕組みを日本全国、そして世界へ広げていきます。

「捨てる」という常識を変え、次世代の社会インフラを創る。その実現に向けて、本気で挑戦し続けます。



|最終選考会 詳細

開催日時:11月10日(火) 16:00~20:30

会  場:たましん地域/未来共創センター me:rise 立川(〒190-0012東京都立川市曙町2-8-28)*立川駅北口徒歩約4分


※最終選考会の様子は後日アーカイブにて配信いたします。

※当日の会場での観覧については関係者限りとさせていただきます。


ファイナリストに関する、より詳しい情報や詳細はこちらからご覧いただけます。

 
 
 

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